祢保希 1／4回目
今回からは、土佐料理の名店「祢保希（ねぼけ）」銀座店で伺ったお話をお届けします。土佐料理といえば、四国高知の豊富な海の幸と川の幸、山の幸から野の幸、そしてなんといっても美味しいお水から作られた美味しいお酒、「なんでも美味しい」という印象ですよね。
今回ご登場いただいた内田彩（うちだあや）さんは、ホテルのバーテンダー経験者という異色の経歴をお持ちで、「祢保希」銀座店で接客主任を担当。そんな内田さんに、今回は土佐料理初心者の楽しみ方を教わりました。
「祢保希」は、来年2017年には創業100周年を迎える老舗。接待や宴会に便利なお座敷もありますが、気軽に使える1階のテーブル席のフロアが内田さんの担当です。
内田さんは常日頃、お客さんが食べているもの・飲んでいるものの組み合わせに気を配っているそうです。なので、テーブルについたら、気になる食べ物や飲み物を注文しつつ、それに合うお酒やツマミを店員さんに相談してみましょう。バーテンダー時代にカウンター越しにお客との対話を楽しんでいた内田さん、接客業の楽しさは、お客さんとのコミュニケーションにある、とおっしゃっていました。
内田さんのオススメは、「酒國土佐の代表酒」こと土佐鶴の「承平」と、なんといっても酒盗！「なんでも美味しい」土佐料理だけあって、そのほかにもフルーツトマトやドロメ、自家製のカラスミもオススメ、とのこと。土佐鶴「承平」は常温でも熱燗でも美味しく、特に燗をつけても嫌味の無い端麗辛口が特徴。
土佐料理といえばカツオのタタキ（写真は、カツオのタタキの炭焼き）が有名ですが、たとえば酒盗とカツオのタタキ、そして土佐鶴「承平」、それからアラカルトから目についたものを頼んでみて、あとはお店の人に相談してみてはいかがでしょうか。
「お客さんと一緒に盛り上がるのが楽しい」というのは内田さんの言葉。
次回も「祢保希」で伺ったお話をお届けします。お楽しみに！
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祢保希
東京都中央区銀座7-6-8 （西五番街 7丁目）
